問診

症状をお伺いします。ご予約の際にLINEで予め送って頂けると、施術時間を多くとることが可能です。また、今まで病院に掛かられていた症状（外科・内科問わず）があれば合わせてお願いします。下は参考程度に、簡単で大丈夫です。

・発症様式　（いつから？何して痛くなった？）

・増悪緩解因子（何をすると楽？もしくは増悪？）

・痛みの性状（ズキズキ？ジーン？）

・痛みの場所と放散痛（局所だけ？痛みの広がりかた）

・重症度　０（全くない）～１０（我慢出来ない）の点数付け

・時間経過による変化（朝と夕方の変化、発症日から経過での変化）

・その他、気になる症状

検査（整形外科学・神経学的検査）

・脊柱、骨盤の検査、触診

・筋力検査　

・運動検査　

隔膜・ボウストリングス調整

右利きの人は成長の過程で、

　後頭骨・環軸椎：左回旋

　胸郭上口：右回旋

　胸郭下口：左回旋

　骨盤：右回旋

と隔膜がお互いに捻じれるパターンを形成していきます。

隔膜が動く向きはお互いに反対になることで、静脈・リンパ液循環のポンプとして働くことが可能となります。また、胸腔が呼吸で陰圧になることによって、末梢の静脈やリンパ液が心臓に戻ることが出来ます。そのため、当施術でも呼吸の働きが改善することを目的としています。

骨盤隔膜調整

ソフトな手技で押圧しています。

矯正というより骨盤内部の筋膜を感じ取り、文字通り調整しているため心地良い手技となります。

その延長で、仙骨や仙腸関節の施術も必要に応じて行います。

骨盤以外に、胸郭下口にある横隔膜、胸郭上口にあるシブソン筋膜も調整します。

肺と気管支

内臓マニピュレーション

隔膜調整の延長で行います。感情と内臓の関係

写真は肝臓をストレイン・カウンターストレインという間接法の手技を用いて調整しています。静脈系の循環を促すために用いることが多いですが、東洋医学的な診方で調整することもあります。

※注　肝機能が悪いから調整しているのではなく、右肩を挙げる際に右腹部の重みがあり、その結果右肩の運動制限や痛みがあるなど、筋膜の繋がりに基づいて施術をしています。肝機能など、内臓機能を改善する目的ではありません。　　　

本来は心地良い手技ですが、もし施術中に悪心や不快感などの気持ち悪さがあれば中止基準なので、我慢せずにおっしゃって下さい。

また、直接法で可動域を回復する手技も行います。（OMコースの２回目以降など、間接法や脊柱調整で自動性が回復している場合）

脊柱マニピュレーション

 筋力検査や触診に基づいて脊柱該当分節を施術します。

スラストという高速低振幅手技（HVLA）を腰椎・胸椎に実施する場合がありますが、頸椎や仙腸関節はスラスト手技は用いず間接法による調整が主になります。

また、マッスルエナジーテクニック（MET）という手技を用いて脊柱の調整と姿勢改善も図ります。

頭蓋仙骨療法

仙骨調整後、頭蓋縫合に存在する静脈洞のドレナージや、後頭骨を介して第４脳室を圧迫する手技、蝶形骨・後頭骨の動きを改善する手技などを行います。

手足の関節を動かすような力は用いませんが、縫合の動きが感じられる程度の圧をかけて行っています。非常に心地良い手技です。